令和6年1月7日 石川県馳浩知事より「災害時の歯科医療救護の関する協定書」の規程に基づき被災した地域の診療支援等を行う歯科医療救護班の出動要請があり、石川県歯科医師会災害対策本部は 石川県歯科医師会 災害歯科支援チーム「JDAT石川」を編成し、
→1月7日に志賀町10施設、
→8日に中能登町4施設、七尾市8施設、
→14日に穴水町地域8施設
を訪問しました。
【活動内容】
歯科口腔保健アセスメント
避難所の規模や滞在人数、歯磨き用の水や場所といった口腔清掃環境、歯ブラシ、義歯洗浄剤などの口腔清掃用具の確保の状態、痛みや義歯に問題のあるものの状態などを確認し、評価する
【施設管理者、または避難者全体に対しての啓発】
・口腔ケアができない状況や、食生活の乱れから不潔になり、また避難生活で活動量の低下から口腔機能が低下することで、肺炎のリスクが高まることや、集団生活の中で口腔環境が悪化するとインフルエンザなどの感染症のリスクが上がることを説明し、できる範囲で口腔ケアに努めてもらうように啓発する
・ポスターの貼付
・支援物資の配布と使用方法の説明
(歯ブラシと水を使わないでケアできるウエットシート、マウスウオッシュ、キシリトールガム中心)
・個別相談、応急診療
避難所内巡回し個別に相談受付
抗生剤、鎮痛剤などの処方